嘉数道彦×木ノ下裕一 トークセッション

嘉数道彦×木ノ下裕一 トークセッション

現代(いま)に活きる古典
~伝統芸能と現代演劇について考える~

古典・伝統芸能の豊かな資源をどのように活かすのか――
幼少から芸能に魅せられ、現在、「伝統」と「現代」の両面を意識した創作活動で注目を集める30代の2人が、
沖縄で初対面します!嘉数道彦さんは、組踊の様式を用いながら、童話や戯曲を翻案した作品を
数多く手掛けています。一方、木ノ下裕一さんは、歴史的文脈を踏まえつつ歌舞伎演目を現代の目線で構成し、
現代劇の形で上演する.「木ノ下歌舞伎」を主宰しています。地域固有の文化である古典・伝統芸能の粋を織り
込んだ新しい作品を創造し、今を生きる観客とともに楽しむこと。そして、国を越え、地域を越え、世代を
越えてその魅力を伝えていくこと…古典を現代に活かす取組みとその可能性について、参加者のみなさんと
ともに考えてみたいと思います。


日時:11月24日(火) 19:30~21:30
会場:浦添市産業振興センター・結の街 小研修室(沖縄県浦添市勢理客4-13-1/国立劇場おきなわ隣)
料金:入場無料

19:30~20:30 第一部:活動紹介
木ノ下裕一 嘉数道彦

20:30~21:30 第二部:ディスカッション
登壇者:嘉数道彦 木ノ下裕一 / 当山彰一 野村政之


嘉数道彦

◎嘉数道彦(かかず・みちひこ)

1979年那覇市生まれ。4歳から琉球舞踊を初代宮城能造、宮城能里に師事。
沖縄県立芸術大学大学院音楽学芸術研究科修士課程修了。在学中から新作
組踊を発表するほか、国立劇場おきなわの開場記念公演などに出演。
沖縄県立芸大非常勤講師を経て、2013年4月から公益財団法人国立劇場

おきなわ運営財団芸術監督兼企画制作課長に就任。

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◎木ノ下裕一(きのした・ゆういち)

1985年和歌山市生まれ。小学3年生の時、上方落語に衝撃を受け独学で落語を始め、
その後古典芸能への関心を広げつつ現代の舞台芸術を学ぶ。
2006年に古典演目上演の演出や補綴・監修を自らが行う「木ノ下歌舞伎」を旗揚げ。
主な作品に『黒塚』(2013年初演/来年1月パリ公演予定)、
『東海道四谷怪談—通し上演—』(フェスティバル/トーキョー 13 参加)
『三人吉三』(KYOTO EXPERIMENT 2014 参加/読売演劇大賞2015年上半期作品賞ノミネート)など。
京都造形芸術大学大学院卒。急な坂スタジオサポートアーティスト、アトリエ劇研アソシエイトアーティスト、(公財)セゾン文化財団ジュニア・フェロー。
☆国際交流基金 Performing Arts Network Japan
木ノ下裕一インタビュー(2014.5) http://www.performingarts.jp/J/art_interview/1405/1.html
嘉数道彦インタビュー(2014.7) http://www.performingarts.jp/J/art_interview/1407/1.html

主催:一般社団法人おきなわ芸術文化の箱
共催:シアター・クリエイト
協力:木ノ下歌舞伎
支援:沖縄県、公益財団法人沖縄県文化振興会
平成27年度 沖縄文化活性化・創造発信支援事業

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