劇場×舞台をつくる

杉山至レクチャー&ワークショップ
「劇場をつくる/舞台をつくる」

既存の空間を、自分たちの〈劇場〉としてつくり変えていく。舞台づくりの基本となる技術や知識を習得する。
舞台上で身体と関わる装置を、テキストからイメージしデザインする。
「つくる」エッセンスを集約した3つの講座です

NO.1-レクチャー
「劇場という〈場〉をつくる ~劇場のリノベーション~」

12月11日(金)19:30~21:30
杉山至さんは、舞台の上の装置をデザインするだけでなく、客席を含めた空間全体や、
劇場そのものをデザインする活動を行ってこられました。
城崎国際アートセンター(兵庫)、上郷クローブ座(新潟)、大通茶館2Fスタジオ(帯広演研)
アトリエ1007(劇団渡辺源四郎商店/青森),アトリエ春風舎(劇団青年団/東京)など、
これまで杉山さんが関わってこられた劇場・アトリエのリノベーションについてご説明いただきな
がら、劇場という〈場〉を創る上での考え方についてお話しいただきます。

NO.2-舞台技術WS
「舞台技術の基礎の基礎」
(定員12名)

12月12日(土)10:00~12:15
様々な舞台で使われる基本的な道具である平台、箱馬を作る作業を通して、尺貫法や、材木・工具
の名称等、舞台技術についての基礎的な知識を学びます。
※なぐり(ハンマー)、ノコギリ、差金、メジャー、鉛筆等ご持参いただける道具はお持ちください

NO.3舞台美術WS
「テキストから椅子を創る」
(定員12名)

12月12日(土)13:00~17:00
演劇の舞台美術のデザインは、戯曲の内容を踏まえて、必要な機能と構造をもった空間を立ち上げる
ことです。そうして建てられた空間に俳優の身体が関わることで、パフォーマンスが生まれてきます。
今回のWSでは、詩や戯曲などの短いテキスト・言葉が生み出すイメージを、椅子としてデザインし、
その椅子に座って朗読を行います。機能が優先される既製の椅子と違い、舞台の椅子はもっと自由。
想像の羽根を広げて、椅子をデザインし、作ってみましょう。
※なぐり(ハンマー)、ノコギリ、差金、メジャー、鉛筆等ご持参いただける道具はお持ちください。
杉山チラシ(小)クリックするとポップアップが開きます。
<講師プロフィール>
gekijuku2009-sugiyama
杉山至(すぎやま・いたる)
1966年生。舞台美術家。国際基督教大学卒。在学中より劇団青年団に参加。2001年度文化庁芸術家
在外研修員としてイタリアにて研修。近年は青年団、双数姉妹、ポかリン記憶舎、地点、サンプル、
山田せつ子、Dance Theatre LUDENSなど、演劇/ダンス/ミュージカル/オペラ等幅広く舞台
美術を手掛ける。第21回読売演劇大賞・最優秀スタッフ賞受賞。舞台美術研究工房・六尺堂ディレクター、
桜美林大学・四国学院大学・京都造形芸術大学非常勤講師、NPO法人S.A.I.理事、二級建築士。

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